子どもによって親も成長するっていうのは、本当だと感じた瞬間
こんにちは!
今日は学校の行事についてのお話で、全体的にやや暗めです^^;
息子の小学校では、4年生から市の開催する陸上競技大会に出場することができるんです。
学校代表として出場するため定員があり、希望しても全員出られる訳ではありません。
体育のために学校行ってると言っても過言ではない息子は、もちろん出たいと言いまして・・・。
去年の夏まで学校の野球クラブにも通っていたので、運動には自信があるんですけど。
でも私は、複雑な心境でした。
なぜならば、、、
息子は3年生2学期頃から、「学校嫌だ」が始まり、チックも悪化で、学校は休みがちの生活でした。
でも4年生になった今、学校に毎日とりあえず行けていて、3年生では見向きもしなかった宿題もやっているし、お友達とも仲良くやれているし、そんな平穏な日々がやっと来たと思っていたから、あまり日常に波風立てたくなくて。
出場の申し込みをすると、事前に出場者を決める予選会があり、大会前には10日間程朝練もあります。
半年間学校に行き渋ってた子が、そんなハードなスケジュールこなせるんだろうか。
種目は短距離(100mリレー、100m走)、走り幅跳び、ソフトボール投げです。
万が一リレーなんかに選ばれて、土壇場で「やっぱり朝練行きたくない」とか言い始めたら、考えたらぞっとする。。。
そして、朝練に無理やり連れて行かないといけないとかになったら、私乗り切れるの?ってモヤモヤ止まらない。
もし出れることになるなら周りの子に迷惑かからないような個人種目、いや、もうこの平和な日常のリズムを崩したくないから出れない方がいい気がするって、思ったり。
ダメ親全開の発言です(/_;)
学校代表で出場するなんてめちゃくちゃプレッシャーだわ、と思うけど、本人は朝練ですらあんまりピンと来てないぐらいのんきなもので。
でも、出たい気持ちはとても強くて、それを止める理由は見つからないから、予選会申し込みました。
選ばれてほしいような、選ばれなくていいような。
そして予選会の前日。
予選会の日はいつもより早く学校に行かないといけません。
「家の近い人と一緒に学校来たらいいですよー」って先生から言われたらしく、近所に住んでる好きな女の子に、「一緒に行こう」と学校で声をかけたって、家に帰ってきて嬉しそうに話してくれた息子(*^_^*)
予選会当日の朝、やたら早く起きてウォーミングアップのために走るとか、めっちゃ張り切ってて。
前日の夜は、緊張やら興奮やらでなかなか寝付けなかったのに、大丈夫?!(/ω\)
お友達との待ち合わせ場所に遅れないように、テンション高く出発していきました!
そこらへんから、少し私の心は気づき始めてた。
そしてその日学校から帰ってきて開口一番、「選ばれなかった~」って。
1番人気の短距離種目、速い子たくさんいるから納得の結果。
息子はとても悔しがってたけど、清々しい顔してた。
その時、私何考えてたんだと、自分が情けなくなりました・・・。
学校行くだけでしんどいって言う子が、イベントたくさんだったらきっと疲れるに違いないっていうただの私の思い込み。
私の勝手なモヤモヤ妄想ドラマ、本当に愚かとしか言いようがない。
お友達から、「ソフトボールなら競争率低いし出場できそうやん!」って言われて悩んでたけど、息子は一番出たい種目でチャレンジしたいって、短距離に決めてた。
大会に出場したいから予選頑張るって、キラキラした目で話してた。
こういう目標や意欲がどれほど彼のエネルギーの源になっていたことか。
彼の求めてるのは安定した生活じゃなくて、もっとこんな刺激のある生活。
そして選ばれるという結果ではなくて、選ばれるための過程が大事だということ。
改めて気づかせてくれました。
「選ばれなかったー。」って話した息子に、「そうやって一生懸命頑張った事がお母さんは嬉しいから、結果がどうでも、お母さんにとっては、100点満点なんだよ!!」って伝えました。
そしたら、とても嬉しそうに笑って、「そっかー!じゃ、公園行ってくるね」って、早速遊びに行っちゃった^^
ごめんね。
もっと最初から、心の底から応援してあげなくてはならなかった。
心を鍛えなくてはならないのは、子どもではなくて私でした。
♡最後までお読み頂きましてありがとうございました♡