教育資金を貯めるのに学資保険は有効??~メリットとデメリット~
おはようございます!
今日は教育資金のお話を^^
教育資金の準備と言えば、一般的なものとして学資保険があります。
この学資保険で教育費を貯めることのメリット、デメリットについて考えよう~!
1.学資保険とは
学資保険とは、子供の教育費に掛かるお金を補助することを目的として、契約した保険料を支払うことによって、教育資金が必要になると予め設定した時期に給付金としてまとまったお金を受け取ることができる保険です。
主に祝い金や満期学資金として、契約時に決めた子供の年齢に合わせて給付金を受け取れます(^^)/
また生命保険と同様、子供や親に万が一のことがあった場合には、死亡保険金や病気やケガの治療に掛かる給付金が下りるものもあり、基本的に学資保険の契約者が万が一亡くなった場合には、それ以降の保険料が免除されるシステムになっています。
2.学資保険の例と、そのメリット
1つ例を挙げて考えてみましょう♬
(例)A生命保険会社の学資保険※2018年12月時点
- 契約者:30歳男性
- お子様:0歳
- 保険料:23,598円
- 保険料払込10歳まで
- 受取り総額288万円
この契約ですと・・・
12歳時:54万円
15歳時:54万円
18歳時:180万円
合計で、288万円が受け取れます。
払込保険料総額は23,598円×12か月×10年=2,831,760円
2,880,000円-2,831,760円=48,240円
18年間で48,000円増えることになります。
払込保険料総額に対しての返戻率:101.7%
このように支払った保険料よりも受け取れる給付金が増えるので、銀行預金などをするよりも有効にお金を活用することができるのです。
しかも契約者が万一死亡した際は、その後の保険料を支払うことなく、契約金額を受け取ることができます。
学資保険のメリットまとめ
- 支払った保険料より多くの金額を受け取ることができる。
- 契約者が万一死亡した際は、その後の保険料を支払うことなく、契約金額を受け取ることができます。
- 生命保険料控除の対象となる。
他の金融商品にないメリットとして「生命保険料控除」があります!!!
学資保険で支払った保険料は、生命保険料控除の対象となり、所得税で最大4万円、住民税で最大2.8万円が控除されるんです!(^^)!
所得から控除されますので、納める税金の額が少なくなるという仕組み☆
3.学資保険のデメリット
続いて学資保険のデメリットをみていきます。
1.途中で解約すると元本割れをする可能性がほとんどです。
お子さんが0歳時に加入した場合は保険料払込期間が18年間などの長期間になるケースもありますが途中解約による元本割れする可能性が高いので注意しましょう。
途中で子どもが中学生・高校生になるにつれて習い事や塾の費用などの負担が多くなる可能性があります。
途中で解約する事が無いように契約時にはしっかりと計画しましょう(^_-)-☆
2.学資保険は物価の上昇を考慮していない
物価があがることで、受け取る時の金額の価値が今より下がっている可能性があります。
例えば、今1万円を学資保険に振り込み、18年後に1万1千円受け取ることができるとしましょう。
しかし18年後の1万1千円は、今の1万1千円と同じ価値があるでしょうか???
今1万1千円で買えるものは、18年後には物価が上昇し、1万1千円で買えない可能性も・・・。
食料品など、18年前と比較すると、明らかに物価は上昇しています(;'∀')
したがって学資保険のメリットである支払った保険料より多くの金額を受け取ったとしても、買えるものは今より価値の少ないものになうということです。
3.保険会社が破綻する可能性がある
大手の保険会社でも民間企業である以上は経営破綻するリスクは0とは言えません。
万が一経営破綻した場合は満期保険金が全額支払われない可能性が( ゚Д゚)
保険会社は生命保険契約者保護機構という組織に加入しており、万一経営破たんをした場合でも契約者は責任準備金の90%の支払いを受けることができます( ˘ω˘ )
逆に言えば10%分は失うことになりますので、そのリスクは検討すべきでしょう!
ではメリット、デメリットを見たうえで、加入すべきかどうか次回詳しくみていきます(^^♪
⇒続編投稿しました!
♡最後までお読み頂きましてありがとうございました♡