二分の一成人式 我が子ではなくお友達のスピーチで泣く
こんばんは!
先日、小学校で二分の一成人式の行事がありました。
二分の一成人式は、10歳になる小学4年生の子たちが、将来の夢を語ったり、親への感謝の気持ちを伝えたり、そんな感動の式典です☆
あ、その前に、我が家の小学4年生の息子のお話をちょっとさせてもらいますね^^
息子は小学3年生の二学期頃から、学校に行くのを嫌がるようになりました。
毎日休む訳ではないけれど、週に2~3日休む日々が半年間ぐらい続いて。
友達との関係は良好、勉強が理解できていない訳でもない、先生のことも好き、そういう中で学校へ行きたくない原因は、特に見当たりませんでした。
学校を行き渋るようになった時期に激しくチックが出ていたので、何となくそれが原因になっているのかな、と推測する程度で考えてたんですけど。
4年生にあがって、クラス替えがあり、先生がかわり、友達がかわり、心機一転されたのか、また学校へ毎日行けるようになりました!
学校へ行きたくなかった時期は、登校するのも一人では無理だったのに、一体どうしたことかとすごく驚いたし、嬉しかったです。
そして今年度は、学期に1~2日休むことはあるけれど、それ以外はずっと学校へ行けています。
学校は別に行きたくなければ行かなくてもいいと、私たち夫婦は考えてるのですが、学校を休むとお友達と遊びづらくなったりして、せっかく仲良くできていた関係が壊れてしまわないかっていう心配があったので、学校へ行けている毎日にホッとしていました。
そして、二分の一成人式を迎えました。
親には秘密で、スピーチする内容の作文を書き、先生に添削してもらっていたそうです。
教室に入ると、緊張のあまり、始まる前から泣いている子もいたりする異様な雰囲気。
こんなピリピリムードで、緊張しやすい我が子はどうだろうと心配してたんですけど、意外とケロっとしていました^^;
当日まではチックがひどかったり、情緒不安定な状態だったんですけどね。。。
順番にみんな発表していき、いよいよ息子の番。
スピーチは暗記して、割と保護者と近い距離で話すので、子どもの緊張がこちらにも伝わってきて、久しぶりに心臓が飛び出そうな思いをしました(>_<)
将来の夢はプロ野球選手で、同じクラスのお友達とバッテリーを組んで、将来活躍したいという話をしていました。
そして、「野球を習わせてくれてありがとう」って、親の私たちへも感謝の言葉を述べてくれました。
すごく感動しました。
学校に行けなかった日のことを思い出したりして、それを思えば、今よくこんなに立派に話せてるなぁって胸が熱くなったり。
スピーチの内容よりも、この場に立てただけで100点だと思いました!!
でもドキドキの方が強くて意外と涙は出ず(#^.^#)
私が思わず涙してしまったのは、息子が一緒にバッテリーを組むと話していたお友達のスピーチ。
二人は同じ野球チームに入っています。
息子が、コーチから、いい球を投げるからピッチャー行くかって言われたんですけど、それなら自分はキャッチャーをやりたいと名乗り出てくれて、そのためにキャッチャーミットまで買ってくれたそうなんです。
更に、そのお友達は、「〇〇くん(息子の名前)と一緒に野球をしている時が、今一番楽しいです。」って、泣きながら話してくれました。
そして、この二人のバッテリーでプロ野球選手になるのが夢だと。
こんなに息子のことを思ってくれて、一緒に野球をするのが楽しいと泣きながら語ってくれて、息子への愛情あふれるお友達のスピーチはもう今思い出しても泣けてきます( ;∀;)
学校へ行けなかった時も、そのお友達はいつも気にかけてくれて、「しんどかったら宿題しなくていいよ」って言ってくれたり、本当に優しく思いやりのある男の子です。
こんないいお友達をもって、息子はほんとに幸せだなと思います。
今も、また次いつ学校を休むって言うか分からない状態ではあるけれど、こうやってお友達と一緒に同じ夢を追いかけている。
うまく言葉では言い表せないですが、それが息子の今を物語っている気がして嬉しくなりました。
本当にいいものを見せもらった日でした。
息子にもですが、お友達にも最大級のありがとうを贈りたいです♡
息子のことをこれまでも何回かブログに書いているので、良かったら読んでみて頂けたら嬉しいです(*^_^*)
♡最後までお読み頂きましてありがとうございました♡