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音楽会は誰のもの?

こんばんは!

 

子どもたちにとっては行事がてんこもりの2学期、今年はコロナの影響で縮小傾向にありましたが、それなりに子どもたちはせわしなく日々過ごしております。

 

今日は子どものイベントについてちょっと思うところがあり、そのお話をさせてもらおうかと思ってます。

 

 

 

来週、幼稚園年中の娘の音楽会があります♬

 

いつもなら歌と楽器の2曲を発表するのですが、今年は歌は飛沫の心配があるのでNGということで、ハンドベルと楽器の2曲演奏という話を聞いてました。

 

先月頭に楽器を決めて、先月下旬ぐらいから本格的に練習スタート。

 

娘はやりたかった小太鼓ができると、すごく張り切って楽しそうにやってる感じでした(#^.^#)

 

 

 

 

でもちょうどその練習が本格化したあたりから、娘がお腹が痛いということが多くなって・・・。

 

特に発熱、下痢や便秘などの症状はないのですが、ただただ「お腹が痛い」と。

 

でもずっと痛い訳ではなくて、たまに訴えるぐらい。

 

痛いと言うタイミングは、給食を食べていたり、友達と遊んでいたり、家で過ごしていたりなど様々で、特に共通するところが見当たりません。

 

最初はちょっと風邪のひきはじめかなというぐらいに思っていたんですけど、1週間ぐらい経っても全然おさまりません。

 

なので薄々感じていた、精神的なところから来てるのかなと思い、念のため病院へ行ってみることにしました。

 

 

 

病院の先生によると、やはり特にウィルスや風邪などではなさそうとのこと。

 

「最近何か気持ちに負荷のかかることはありませんでしたか?」と聞かれました。

 

私は、音楽会の話と体験で行き始めている習い事の話をしました。

 

習い事に関しては、1ヶ月の体験で申し込んでいた体操教室、最初は結構楽しそうにやってたんですが、だんだん行き渋るようになり、行ってもやらない日があったりなど、抵抗を示すようになっていました。

 

そんなお話をすると先生は、「少し心が疲れてしまっているのかもしれませんね。」とおっしゃいました。

 

 

 

娘は活発なタイプですが、うまくできるかどうかいつも心配するような性格です。

 

失敗することを恐れ、その失敗を見られたくないと思うプライドの高さもあり、声かけが難しいなと思うこともしばしば。

 

負けず嫌いで、自分ができるまでやり続けるという根性があり、それはすごくいいことだと思う反面、融通がきかないというか、頑固でややこしいなと思うところもあります。

 

そんな娘の性格上、音楽会の練習や習い事が負担になってしまっているのではないかと推測しました。

 

 

 

習い事については私がついて行っているので様子は分かっていますし、無理はさせないように休ませたり、こちらがスケジュールを考えることができます。

 

でも音楽会は幼稚園でやっていること、どんな風に進められているかも全く分からない状況です。

 

もしかしたら音楽会の練習が結構ハードなのかなと思って、娘に聞いてみたんですが、「がっきたのしい!」としか返事は返ってきません・・・。

 

そこでお友達のママに相談してみたら、そのママが息子さんに音楽会の事を聞いてくれたんですけど、そこで驚愕の事実が( ゚Д゚)

 

息子さんは、「まちがっちゃったら、せんせいがピアノをジャジャーンってひいて、またさいしょからやりなおしになるんだよー。それがいやなんだよー。」と。。。

 

しかも、楽器の演奏の難易度もかなり高いみたいで、年中レベルをはるかに超えているような内容でした(-_-;)

 

先生たちとしては、完成度の高いいいものを作りたいという気持ちが強いのかもしれませんし、もしかしたら、親が見に行く音楽会だし、保護者ウケのいいようにハイレベルなものに仕上げようという思惑もあるのかもしれません。

 

でも子どもがしんどい思いをしてまで、そんなことをやってほしいとは思いません!!

 

友達は、子どもの言うことだからどこまで本当か分からないと話してましたが、すごく具体的な内容はほぼ事実なのではないかと思いました。

 

 

 

その話を主人にして、私たちにできることは何かと考えた時に、やっぱり先生に伝えなくちゃっていう結論に至りました。

 

次の日、先生にこんな話をしました。

 

「はっきりとは分からないけど、間違いを恐れてしまう娘の性格上、音楽会の練習が娘にとっては想像以上にキツイのかもしれないです。

家では、間違っても楽しくできればいいよっていう風に話しているので、園でもそういう雰囲気でして頂いていると思いますが、気にかけていただけますか?」

 

と。

 

すると先生は、「すごく楽しそうに毎日練習されてますけどね~!お上手ですし!!」と言われて、なんだかこちらの思いが伝わっていないような感じがして、すごくもどかしかったです。

 

こういうの伝えるのって、難しいですね(/_;)

 

 

 

 

それから数日後、先生からお話があり、「もっと小さい子にするようなやり方でどうかと思ったんですが、特別に名札の裏にシールを貼って、『これはドキドキしなくなるおまじないだよ』ってこっそり話したんです。そしたら、すごくうれしそうな顔をしてくれました。これで少しでも心が安定してくれたらいいのですが。」とのことでした。

 

先生色々考えてくれてたんだなぁという感謝の思いと、ホッとする気持ちでいっぱいでした。

 

そしてその話を友達にしたら、息子さんが話していた「間違ったら先生がジャジャーンとピアノを弾く」ということ、それは先生やらなくなったらしいです!!

 

そのピアノの件は、もしかしたら誰かが間違っても嫌な空気にならないように、楽しくなるようにと考えた先生の配慮だったかもしれませんが、嫌な気持ちになる子がいる以上はなくなって良かったなって思います(*'ω'*)

 

 

 

 

 

音楽会もですが、行事って子どもが楽しめるのが一番で、内容や完成度はその次だと私は思ってます。

 

誰のための行事なの?子どもは置いてきぼりになってないの?って考えさせられる一件でした。

 

それから娘の腹痛は少しずつおさまってきました☆

 

音楽会、楽しくやっている姿が見れたらいいなと思います♡

 

 

 

♡最後までお読み頂きましてありがとうございました♡

 

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