入院中のおばあちゃんとリモート面会
こんばんは!
前に記事にしましたが、私には95歳のおばあちゃんがいて、現在入院中です。
入院したのは昨年の12月。
それまでは、自宅で一人暮らしをしていましたが、11月に食事を飲み込みにくいという症状が出たため病院で検査をしてもらうことに。
結果、食道がんが見つかり、入院することになりました。
これまで殆ど風邪もひかずに元気だったおばあちゃん、がんって聞いた時はほんとにショックで。
年齢的にも治療をするのは難しいので、対処療法的なことしかできない状況とのことでした。
痛みや辛さがどれぐらいのものなのかも分からず、こんな高齢でもガンになってしまったおばあちゃんのことを思うと涙が出てきました。
大阪に住んでいるおばあちゃん、コロナ禍の中全然これまで会えない日々でした。
でも昨年の11月、おばあちゃんの年齢的にも会うのを先延ばしにしているのは良くないと思って、コロナ対策を厳重にしておばあちゃんに会いに行くことに。
その時には私の子どもにも会ってもらえて、とっても喜んでくれました!
残念ながら、家族の名前や顔など忘れかかってきているところがありましたが、不思議なことに、孫である私よりも、ひ孫である私の子どもたちの事をしっかり覚えてくれていて。
とてもかわいがってくれていたので、すごく嬉しかったです☆
コロナ禍の中、緊急事態宣言も出ている状況で、今は病院に気軽に行く事も出来ません。
そう考えると、あの時に会えていてほんとに良かったなって思いました。
そんな中、父から病院でリモート面会ができるという話を聞きました。
おばあちゃんは喋れる時もあれば、手を振るぐらいしかできない時もあったり、日によって体調はまちまちだけど、とりあえずお互いの顔は見れるということで。
ただ、月水金の日中しかリモート面会をしていないため、行くとなると学校や幼稚園を休んでいくことになります。
子どもたちの顔を見て少しでも元気を出してもらえたらと思いましたが、父は休みをとってまで来てもらうのはどうかなとためらっていました。
主人にその話をすると、迷わず「みんなで行こう!」と言ってくれました。
これまでおばあちゃんが私や子どもたちにしてきてくれたことを考えたら、学校や幼稚園を休むことなんて大したことないし、最優先はおばあちゃんに顔を見せてあげることだと。
そして、こういうのは早い方がいいということで、すぐその週に行くことになりました!
病院でのリモート面会は、予約制となっており、入院患者一人につき1週間に1回という制限があります。
面会できるのも10分だけ、部屋に入れる人数も限られています。
病院に着くと、別室に案内されてそこで画面越しにおばあちゃんと対面できました!
もしかしたら寝てるかもしれないと父には言われていましたが、起きてこちらを見てくれていました。
久しぶりに会ったおばあちゃんは、やつれて時折少ししんどそうな表情もしていて、泣きそうになっちゃったけど、そんな顔は絶対に見せられません。
子どもたちも手を振ったり、おばあちゃんに呼び掛けたりとたくさんの笑顔を見せてくれていて。
子どもたちの無邪気な様子を見ていたら、心がギュッとなりました。
おばあちゃんへ書いていたお手紙を看護師さんに預けて、その日は帰りました。
おばあちゃんにリモートでも会えて、ほんとに良かったです!
コロナがなければ、直接会って話せて、触れられて、って思うと悔しい気持ちでいっぱいですが・・・。
でもコロナに感染してもっと辛い現実と向き合っている方もおられると思うと、贅沢は言えません。
おかげさまで、心の準備はできました。
病院へ行く事を即決してくれた主人にも、明るい笑顔をおばあちゃんに見せてくれた子どもたちにも、ただただありがとう、です!!!
コロナが終息して、会いたい人にすぐにいつでも会いに行けるようになってほしいと心の底から願います。
♡最後までお読み頂きましてありがとうございました♡